加熱温度制御機能を搭載。
温度センサーをヒーターに接触させ
ダイレクトに加熱温度を感知、制御。
設定したシーリング条件が
作業場環境や長時間使用により 変化することがありません。
※ 450-5のみ標準テーブル装備。詳細は 仕様表 をご覧ください。
※ OPL-200-20、OPL-300-20にはオプションプリンターの取り付けができません。
OPLシリーズ
電動・加熱温度コントロールシーラー
理想的な加熱で高精度シーリング。
製品ラインアップ
掲載カタログ
=No.0003:電動シーラー総合カタログ
主な特徴
用途・特長:加熱温度コントロール電動シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:電動=3000袋以上
袋サイズ(最大):20、30、45、60 cm
最新タイプ:Kタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
■OPLシリーズの概要
OPLシリーズは富士インパルスが開発した画期的な加熱温度コントロール機能(=オンパル)を標準搭載した卓上型の電動シーラーです。
シール長さを4種ラインナップし、幅広い用途でご活用いただくことができるシーラーです。
■ 温度センサーによる温度管理
弊社が開発した画期的な加熱温度コントロール機能(=オンパル)を搭載しています。
薄型温度センサー(熱電対)をヒーターに接触させ、ヒーター温度をダイレクトに検出して加熱温度を制御します。
初期設定したシーリング条件が作業場環境や長時間の使用により変化することがありません。
■ 理想的なシール条件を実現
オンパルはフィルムが溶ける温度に加熱温度を設定することができますので、シール強度を向上させることができます。
また、シール加熱・冷却に無駄がないので省エネルギー・高作業効率であるとともに、ヒーター、フローガラスシート、ガラステープなどの部品寿命を長くします。
■ 簡単な操作
コントロールユニットのタッチパネルのボタンを押して加熱温度などを設定します。
各設定はモード切替により設定できます。使用される包材に応じたシール条件を設定後、「自動連続運転」とエアペダルを踏む「マニュアル運転」が選択できます。
OPL-200、OPL-300シリーズは附属のテーブルスイッチ板を押す操作方法も選択できます。※
OPL-450、OPL-600シリーズでテーブルが必要な場合は、FAスタンドと特殊テーブルを併用してください。
※ テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
OPL-200、OPL-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で出荷しています。
※ 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。
1 コントロールユニットで「加熱温度」「加熱時間(加熱温度保持時間)」「冷却温度」「運転間隔時間」等を設定します。
コントロールユニットで設定したシール条件は電源OFF後も保持され、再度電源ONした時にそれまでのシール設定値が再現されます。
2 シール部に袋をセットし、エアペダルを踏む、テーブルスイッチ板を押さえる、等の操作を行います。
連続運転の場合は設定した時間に応じてシール部に袋をセットします。
※ テーブルスイッチ板操作はOPL-200シリーズ、OPL-300シリーズだけが選択可能な操作です。
※ OPL-200、OPL-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
もう少し詳しくご紹介「OPLシリーズ:製品操作方法(使い方) 」
■ 多様な包材に対応
製品バリエーションは、
シール長さ200、300、450、600 mmに対応。
シール幅は5 mmまたは10 mmの製品があります。
厚さ0.3 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱タイプのみとなります。
ガスバリア性包材に脱酸素材を封入することで保存期間を延ばすことが可能です。
■ テーブル、スタンド台を用意
OPLシリーズにはお客様の作業環境や製品に応じて一般的な想定で適切と思われるテーブルを標準装備させています。
標準装備のテーブルでは使い勝手が合わない場合はオプションテーブル、スタンド台のご使用をご検討ください。
オプション品についての詳細は「オプション 」欄をご覧ください。
■ テーブルスイッチ板(OPL-200、OPL-300シリーズに附属)
テーブルスイッチ板はOPL-200、OPL-300シリーズだけに取り付け可能で、作業スタートスイッチの代わりとして使用できます。OPL-200、OPL-300シリーズに標準で装備しています。
包装物の重量に合わせて押し圧を調整することができます。
テーブルスイッチ板を利用する場合はエアペダルをテーブルスイッチ板の下部にセットして使います。
OPL-200、OPL-300シリーズはテーブルスイッチ板下部にエアペダルをセットした状態で工場出荷しています。
■ シール幅20mm仕様機の活用例
20mm幅のシール(イラスト右)は、5 mm、10 mmシール(イラスト左)と比較して袋端までのシール部分を形成しやすくなります。
また、20mm幅のシール部分に穴加工を施せば、商品を吊り下げ陳列することができます。
オプション
■ シール作業手離れユニット
省力化に貢献する袋送り出し機構
シール作業手離れユニットは、シール作業の人手不足を補うお手伝いをすることができます。
シール部の位置で包材をホールド、シール後包材をテーブルからコンベアに滑り落す機構を持ち、コンベアを併用すれば搬送までの作業を行うことができます。
シール作業手離れユニットの詳細についてはこちらのページをご覧ください
■ テーブル(=オプション)
作業環境に合わせて選択できます
お客様の作業環境や製品に応じて各種のテーブルを用意しています。製品ごとに一般的に想定した用途として最適なテーブルを標準装備していますが、標準品では合わない場合、以下のオプションテーブルを取り付けることができます。
1 標準テーブル:ステンレスの1枚板状のテーブルです。シールフレームに取り付けるタイプです。600サイズには取り付けできないため「600標準テーブル」はラインナップがありません。
2 特殊テーブル:オプションのFAスタンドの支柱に取り付けるタイプです。重量のある包装内容物でも支えることができます。支柱パイプの範囲で高さ調整が可能です。(FAスタンド説明欄の写真 をご覧ください。)OPL-450、OPL-600シリーズでテーブルが必要な場合は、FAスタンド(オプション) と特殊テーブルを併用してください。
名称 |
サイズ mm 幅 × 奥行 |
200&300用テーブルスイッチ板 |
280 × 210 |
200標準テーブル |
200 × 150 |
300標準テーブル |
300 × 150 |
450用標準テーブル |
400 × 150 |
600(特殊)テーブル |
600 × 190 |
300/450特殊テーブル |
450 × 190 |
■ 印字器:プリンター(=オプション)
OPLシリーズはプリンター:FEP-N3シリーズ(2列印字器)が取り付け可能です。
FEP-N3シリーズの詳細は FEP-N3製品情報 でご覧ください。
取付対応製品は下記表の通りです。
取付対象製品 |
内側 |
外側 |
OPL-200-10 |
FEP-N3 |
取付不可 |
OPL-300-5 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
OPL-450-5 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
OPL-600-5 |
FEP-N3 |
FEP-OS-N3 |
※ OPL-200-20、OPL-300-20にはオプションプリンターの取り付けができません。
■ FAスタンド(オプション)
適切な設置場所を確保できます
FAスタンドは卓上の適切な設置場所を確保できない場合、また、特殊テーブルを使用したい場合などにご利用いただくと大変便利です。
OPLシリーズの全ての製品を搭載することが可能です。
安全対策
■ 過熱防止
ヒーターに対する通電状態が連続して続く場合、加熱開始から4秒以内に電源スイッチがOFFになり、電源が遮断されます。
■ シール部指はさみ防止
指や異物などがシール部に挟まれた場合、エラーが表示され、圧着レバーが初期状態に戻ります※
※ 幼児などの細い指の場合は圧着レバーが降りきってしまう場合があります。