コンパクトボディで高真空度脱気包装ができる
チャンバー式真空脱気シーラー
傾斜型チャンバーを採用、
操作性の高さとメンテナンス性の高さを併せ持っています。
加熱温度コントロールシステムを採用、高精度の脱気シーリングを実現します。
FCB-410
チャンバー式真空脱気シーラー
扱いやすい傾斜型チャンバー採用の真空脱気シーラー。
加熱温度コントロールシーリングで高いシール精度を実現。
掲載カタログ
=No.0005:真空脱気シーラー総合カタログ
主な特徴
用途・特長:加熱温度コントロール機能搭載チャンバー式真空脱気シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用&脱気
機種選定目安使用回数/日:電動・脱気=1000袋以下
袋サイズ(最大):41 cm以下
最新タイプ:Aタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
■FCB-410の概要
FCB-410はコンパクトボディで高真空度脱気包装を行うことができるチャンバー式真空脱気シーラーです。
真空包装対象物をセットするチャンバーには傾斜型チャンバーを採用し、操作性の高さとメンテナンス性の高さを併せ持っています。
また、シール制御に加熱温度コントロールシステムを採用し、高い精度の脱気シーリングを実現いたします。
■ 簡単な操作で作業を進めることができます
※ 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。
1 「シール条件」「真空度」などの設定を行います。
2 真空パックしたい袋をチャンバーにセットし、蓋を閉めます。
3 蓋を閉めると自動的にシーラーが作業を進めます。
4 作業完了後、自動的蓋が開きます。
もう少し詳しくご紹介「FCB-410:製品操作方法(取扱説明書PDFより抜粋) 」
■ 傾斜型チャンバー採用
10°傾斜したチャンバーを採用。チャンバーの手前側が低くなっていますので液体が袋からこぼれることなく真空パック作業が安心して行えます。
チャンバーには傾斜角がついていますので、チャンバーが水平なタイプのシーラーに比べてチャンバー位置が低くメンテナンスが容易です。
附属品の「ガイドベース(2種;各1個)」「ガイドプレート(2個)」をご利用いただくと、包装内容物の形状などに合わせてガイドプレートの位置を調整してシールを行いやすい状態を作ることができます。
■ 真空度の設定ができます
到達真空度は、約−100 kPa(10 torr)の高い真空度を得ることができます。
真空計を装備していますので簡単なボタン操作で包装内容物によって−50~−100 kPa(385~10 torr)の範囲で真空度の調整ができます。
■ インパルス方式のチャンバー式脱気シーラーです
シール方式には弊社が長年培ったテクノロジーであるインパルスシール方式を採用。
・ 予熱・待ち時間無し。
・ 経済的。
・ 火傷をする危険性が低い(=安全)。
という長所を持ちます。
参照:「インパルスシーラーの特徴って何? 」へ
■ 加熱温度コントロール機能付のチャンバー式真空脱気シーラー
弊社が開発した画期的なシーリングシステムであるオンパルを搭載していますのでフィルムの材質や厚みに最適な加熱温度・冷却温度を設定することができます。
オンパル機構は以下のつの利点があります。
1 作業場環境(気温)の変化や長時間使用による機械温度上昇により、設定したシール条件(加熱温度、冷却温度)が変化することがありません。
2 フィルムが溶ける温度に加熱温度を設定することができるので無駄な加熱(=無駄な電力消費)がなく経済的です。また、不必要な加熱を行う作業工程が短縮されるので作業効率もアップします。
3 無駄な加熱がないのでヒーターやフローガラスシートなどの消耗部品の寿命がアップします。
加熱温度コントロール機構を搭載したチャンバー式真空脱気インパルスシーラーをご提供できるのは富士インパルスだけです。
■ ストップボタンを装備
途中で作業をストップさせたい場合に重宝いただけるストップボタンを標準で装備しました。
■ カウンター機能を搭載
0~9999回までのカウンター機能を装備しています。
■ 自動暖機運転機能を装備
電源ON時、OFF時に、自動的に真空ポンプの暖機運転を行い、真空ポンプ内に溜まった水分を蒸発させ、真空ポンプの保守を行う機能を持ちます。
■ 多様な包材に対応
上下加熱方式を採用していますので厚手のガゼット袋(お茶袋やコーヒー豆袋)のシーリングにも対応します。
■ iヒーターを採用
熱源であるヒーターに熱膨張が低い素材を使用した「iヒーター 」を採用しました。
伸びの少ないiヒーターを採用することでヒーターへの負担が少なくなり、ヒーター折れを軽減します。
また、ヒーターと接触する温度センサーなどの周辺部品の高寿命化を図ることができます。
1 |
設定モードランプ |
6 |
真空度表示ゲージ |
2 |
ディスプレイ |
7 |
加熱中ランプ |
3 |
設定切替 / 脱気終了ボタン |
8 |
冷却中ランプ |
4 |
数値アップボタン |
9 |
ストップボタン |
5 |
数値ダウンボタン |
|
|
安全対策
■ エラー発生時、ディスプレイ表示
シーラーの異常を検知した場合、ディスプレイにエラー番号を表示します。
■ 異常加熱発生時に自動でオフ状態になります
何らかのトラブルで加熱開始後、約6秒経過しても加熱工程が終了しない場合、自動的に過熱防止回路付き装置がオフ状態となり火災などの危険性から回避します。