※ シール幅2.5 mm;2本仕様(中間カット)、 シール幅5 mm;2本仕様(中間カット)、 溶断仕様 などがあります。
Fi-400Y PKシリーズ、Fi-600Y PKシリーズ 1989年モデル
特殊製袋用・足踏み式シーラー
チュ-ブ状フィルムのシールや製袋加工に。
Fi-400Y-5 PK: 標準テーブル取付例の画像
Fi-400Y-5 PK: 特殊テーブル取付例の画像
は こちら から
Fi-600Y-10 PK:標準テーブル取付例の画像
Fi-600Y-10 PK:特殊テーブル取付例の画像
は こちら から
販売期間:1989年11月~2017年12月
後継製品:Fi-400Y シリーズ、Fi-600Yシリーズ_2018年モデル
掲載していたカタログ=No.0006:足踏みシーラー総合カタログ
主な特徴
用途・特長:特殊製袋用足踏み式シーラー
操作方法:足踏み
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:足踏み式=1000~3000袋
袋サイズ(最大):40、60 cm
最終モデル:片側加熱式=Gタイプ、上下加熱式=Fタイプ、400型溶断=Gタイプ、600型溶断=Hタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
片側加熱タイプ
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
上下加熱タイプ
PE : 0.6 mm、
PP : 0.4 mm、
NY : 0.4 mm、
PVA : 0.4 mm、
その他ラミネート : 0.5 mm
■Fi-400Y PKシリーズ、Fi-600Y PKシリーズの概要
Fi-400Y PKシリーズ、Fi-600Y PKシリーズはシール部をフィルムが通過できる足踏み式のシーラーで、袋端以外のシールが可能で、角底製袋加工などにも利用していただくことができます。多彩なバリエーションを持ち、食品から工業製品まで幅広い用途でご活用いただいているロングセラー製品です。
■ 圧着保持器PK-102標準装備で足踏み操作が楽に
Fi-400Y PKシリーズ、Fi-600Y PKシリーズは圧着保持器(PK-102)を標準装備しています。圧着保持器はシール精度を安定させ、足踏み作業の負荷を軽減します。
シーラー側のタイマーで加熱時間を設定し、圧着保持器PK側のタイマーで圧着保持(=冷却)時間を設定して袋をシール部にセットします。後はペダルを踏むだけでシールができあがります。
■ 圧着保持器PK-102とは?
・ シール仕上がりを均一にします
袋の材質に応じてシール加圧と足踏みシーラー側のタイマーでは設定できない圧着保持(=冷却)時間を調整できるので足踏み操作の負担を軽減するとともに、異なる作業者によるシール仕上がり精度のバラツキを解消します。
圧着保持時間設定範囲
=加熱設定時間 + 0.0~5.0秒
・ 作業負担を軽減・簡単な操作
軽くペダルを踏み込むとソレノイドの働きで圧着が保持されます。足踏みシーラーはシール終了までペダルを踏み続けないといけないのですが、PKが装着されていると、この時点でペダルから足を離すことができます!
加熱・冷却時間が経過すると圧着レバーとペダルが初期位置に自動的に戻ります。
■ 簡単な操作
※ 以下の使い方の解説はご購入前のご検討サポートとして、製品の操作方法を簡単に紹介しています。
ご購入後、製品をご使用になる場合は必ず「取扱説明書」をよくお読みいただきご使用ください。
1 タイマーで加熱時間を設定します。
2 PKタイマーで冷却時間(PK -102の圧着保持時間)を設定します。
3 袋をシール部にセットします
4 ペダルを軽く踏み込みます。
5 ソレノイドによって自動的に加圧が開始されますのでペダルから足を離してください。
6 加熱・冷却終了後、自動的に加圧保持が解除され、圧着レバーが上がりシールが完了します。
もう少し詳しくご紹介「 Fi-400YPK/Fi-600YPKシリーズ_1989年モデル:製品操作方法 」
■ 豊富な製品バリエーション
多彩な袋の大きさ(幅)、厚さ、材質に対応できる豊富な製品バリエーションを取り揃えています。
シール長さは400、600 mm。
シール幅は2、 5、 10 mmの製品があります。
厚さ0.3 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱タイプ
厚さ0.4 mm(重ね合わせ合計数値)までの厚手袋、ラミネート袋に対応できる上下加熱タイプがあります。
上下加熱タイプは、厚手袋やガゼット袋などにも対応します。
カッター機構付:YCタイプ
余分な袋(フィルム)端のカットができるカッター機構を装備しています。チューブ状フィルムのシール後、カッターノブを左右にスライドさせてカットを行います。
中間カットタイプ:5C、10Cタイプ
シールの中央位置をカットヒーターで断ち切り、シール作業とチューブ状フィルムの切り離しをシールと同時に行う製袋作業でご利用いただけます。
溶断タイプ
丸線の溶断ヒーターで袋(フィルム)を断ち切る製袋加工でご利用いただけます。溶断ヒーターがわずかにフィルムを熱溶着しますが、シール強度はほとんどありません。
■ 10 mm上下加熱仕様機は組紐ヒーターを採用
Fi-400Y PKシリーズ、Fi-600Y PKシリーズの「シール幅10 mmの上下加熱仕様機」、製品名称の末尾が「10WK」の製品には組紐ヒーターを採用しています。
組紐ヒーターは、ニッケルクロム(NiCr)の細線を組紐状に編んで造った、大きな段差も吸収する柔軟性の高さが特徴であるヒーターです。
従来のリボンヒーターと比較して段差の大きな袋(ガゼット袋など)でもヒーターの縁の形状が丸い特性から"エッジ切れ"の無い、丈夫なシールを行うことが可能で、繰り返して使用しても傷がつきにくい構造を持ち、耐久性の高いヒーターで厚手フィルムやラミネート袋、厚手ガゼット袋のシールに対応します。
オプション
■ 多彩なテーブルを用意 作業環境に合わせて選択できます
お客様の作業環境や製品に応じて各種のテーブルをオプション品として用意しています。
安全対策
■ 過熱防止対策の電源スイッチ
ヒーター過熱が万一発生した場合、(加熱開始後約4秒経過しても加熱が終了しない場合)自動的に電源スイッチがオフ状態になり、ヒーターの加熱を停止します。