No.001-01
解説:
シールする技術は、使用する目的や用途に応じて4つの方式に分かれます。プラスチックフィルム包材(袋)の開口部または、開放部を封緘(ふうかん)する機械をシーラーと総称します。そのシールの接着手段に熱を利用しているものをヒートシーラーと言います。
一般的に使用されるヒートシール技術は
1. インパルスシーラー
2. 熱板シーラー
3. 超音波シーラー
4. 高周波シーラー
があります。
富士インパルスは、インパルスシーラーを製造しています。
インパルスシーラーは、
熱接着刃型の表面に熱源として装備されたリボン状ヒーターに瞬間的に大電流を流して熱接着可能な状態にまで発熱させ、熱伝導により熱接着対象物を熱接着するもの。
接着しようとする封緘部を熱接着刃型の間に入れ、熱接着刃型で加圧し、リボン状ヒーターで瞬間的※に通電し、加熱し、熱伝導により封緘部を熱融着させる。通電完了後も加圧状態のまま冷却行程を必要とする。
(株式会社日報:包装タイムス掲載文章を参照しました。)
※瞬間的=インパルス(IMPULSE:衝撃、推進力、瞬間力、衝動/研究社新英和中辞典より)
もうお気づきかもしれませんが、瞬間力、衝撃などの意味からインパルスシーラーとの総称につながったものと思われます。