PTT-100 2009年モデル
シール強度測定器
シール強度を測定してパソコンで管理。
販売期間:2009年3月~2010年11月
後継製品:PTT-100 (2010年モデル)
掲載していたカタログ
=No.0018:PTT-100(2009年モデル)カタログ
PTT-100の概要
これまでシール強度の測定は
・ シール片を人が手で引っ張り確認する
・ シールチェッカー(浸透液)で漏れがないか確認する
と言う方法が主流でした。
しかし、昨今の食品偽装問題など社会的な背景からシールの確実性、信頼性がより高く求められる時代へ変化しています。
富士インパルスは、このニーズにお応えすべくプラスチックフィルムに特化した"シール強度測定器"と言う新たな分野に製品を投入します。
■ 「シール強度測定器:PTT-100」は、単にシール強度を測定するだけでなく測定したシール強度情報をデータ化し、パソコンと連動することで収集した測定データを管理することができます。
■ PTT-100とパソコンをUSBケーブルで接続しデータを転送、パソコンで製品附属の測定データ管理アプリケーションソフト『PTT-Master』を使用して、データの維持・管理を行うことができます。
■ PTT-100は、作業者IDを登録設定し、登録作業者以外が操作を行うことができないように制限をかけることができます。
作業者IDは10個まで登録できます。
測定データ管理アプリケーションソフト「PTT-Master」は、測定したデータをパソコン画面上でグラフ表示や表形式表示し、視覚的に確認しながらデータの維持・管理を行うことができます。
また、「PTT-Master」は同じ試験サンプルを複数検査する場合などに重宝する「平均値」「最小値」「標準偏差」等を表示する機能を備えています。
下のイラスト画像をクリックしていただくと大きな画像で「PTT-Master」のパソコン画面表示を確認していただけます(別ウィンドウまたは別タブが開きます)
富士インパルスシーラーとともにシール強度テストを行うことができる
「シール強度測定器:PTT-100」の導入をお勧めいたします。
主な特徴
PTT-100=Peel Tensile Tester 100Nと言う意味から付称しました。
■ 主な使用用途
1 食品の包装現場
ボイル、レトルト殺菌などを行う前のピックアップ検査。
2 医療の包装現場
オートクレープ(高温・高圧下)で滅菌処理を行う前の滅菌バッグのシール強度検査。
3 製袋工場
袋が適正シール強度で製袋加工されてるかシール強度検査を行い、ロット毎にデータ管理を行う。
■ 商品構成
1 PTT-100本体
2 USBケーブル
3 管理ソフトPTT-Master;CD-ROM
4 フィルムカット治具
5 試験片セット治具
仕様表
仕様表 |
標準品 通常、在庫が有る製品です。 |
製品名称 |
PTT-100 |
測定レンジ N |
100 |
計測単位 |
N (ニュートン) |
最小表示桁 |
0.1 N |
引張り速度 mm/min |
200 または 300 |
測定精度 |
±0.4 % of FULL SCALE |
データ出力 |
USBポートよりデータ出力 |
内部メモリ容量 |
最大記録データ件数=30件 |
使用温度範囲 / 湿度範囲 |
+ 5~40 ℃ / 30~80 %RH |
電源 / 消費電力 |
AC100 V 50/60 Hz / 9 W |
外形寸法 mm |
幅360 × 奥行300 × 高さ195 |
質量 kg |
約9 |