1. テーブルの取付
1. 先に、テーブルに付いている樹脂ナット(白)をはずし、テーブルのネジ部をホルダーの穴に差し込みます。
2. はずした樹脂ナット(白)で、しっかりとテーブルをホルダーに固定してください。
2. ガスボンベ及びガス調整器との接続
ガスボンベ及びガス調整器は製品に附属しておりませんので、必要に応じてご用意ください。
1. ボンベにガス調整器(減圧弁と流量計のついたもの)を接続してください。
2. 機械右側面にあるガスコックはガスの供給口となります。ガスボンベと機械側のガスコックを一般配管用チューブで接続してください。
3. 包材のサイズによってガス調整器を適切な流量・圧力に設定してください。
・最大流量=25 L/min
・最大圧力=0.6 MPa
3. 電源スイッチON
本体カバー上の電源スイッチを押してONにするとタイマーの電源ランプが点灯します。
4. シール条件を設定する
タイマーで加熱時間とガス充填時間を設定します。
・ 加熱時間の設定
「加熱」ツマミを回して設定します。(0.1~2.3秒の範囲)
使用されるフィルムの(袋)の材質や厚みにより加熱時間は異なります。
・ ガス充填時間の設定
ガス設定ツマミを回して設定します。目盛を大きくすると、ガス充填時間が長くなります。(0.1~20秒、連続の範囲)
注! ツマミを連続の位置に設定すると"ピッ"とブザーが鳴り(解除したときはブザーが2度鳴ります)、ガス充填時間が無制限になります。ガス充填中にノズル出/入ボタンが押されるまでポンプが稼働し続けます。
5. ノズルを出す
ノズル出/入ボタンを押すとノズルがシール部より前に出てきます。
6. 袋を整える
1. 袋の開口部の中にノズルを差し込みます。この時、袋を両手で持ち、開口部の袋の上側のフィルムを少し手前にずらすとノズルが差し込みやすくなります。
2. 袋のシワが無くなるように両手で袋を左右にピンと張ってください。
3. 包装後の保存・保管に適した形態になるように中身を整えます。
7. テーブルを押さえる
両手でテーブルを押し下げます。 "カチン"という音がするまで押し込むと圧着レバーがロックされます。
8. ガス開始ボタンを押す
ガス開始ボタンを押すとガス充填が始まります。ガス設定ツマミでセットした時間だけガス充填が行われます。ガス充填量が少ない場合は、ガス設定ツマミの数値を大きくしてガス充填時間を長く設定してください。ガス充填が終了するとノズルが自動で初期位置に戻ります。
9. さらにテーブルを押さえる
ノズルが戻った後、両手でもう一度テーブルを押し下げます。シール加熱が開始されます。加熱中はテーブルは押さえたままにしてください。
ガス充填状態を目で見ながら判断したい場合
適量のガスが充填された時にガス充填を止めたい場合は、ガス充填中にノズル出/入ボタンを押してください。
ノズル出/入ボタンを押せば、ガス充填の途中でもノズルが初期位置に戻り、ガス充填は停止します。
10. 冷却時間をとる
加熱中ランプが消え、ピッと合図音が鳴るまで、テーブルを押さえたままにしてください。
合図音が鳴ってから、テーブルを押すのを終了してください。
G-301シリーズはフィルムに加熱後、フィルムを挟み込んだままホルダー、圧着レバーから放熱させ、フィルムを固める冷却時間が必要です。
G-301シリーズは、加熱中ランプが消えた後に2~3秒間、テーブルを押さえる力を緩めずに押さえたままの状態を保つことでフィルムを冷却し、固めます。
・ 作業が終了したら、必ず電源スイッチを押してOFFにしてください。
・ 長時間使用されない時は電源コードプラグをコンセントから抜いてください。