OPL-350-MD 2005年モデル
電動・卓上型・加熱温度コントロールシーラー
滅菌バッグなどの高精度シーリングに。
OPL-350-MD 2005年モデル
プリンター標準装備仕様機
販売期間:2005年3月~2010年3月31日
後継製品:OPL-350-MDS_2010年モデル
※ 後継製品OPL-350-MDSと旧製品OPL-350-MDの差異は標準搭載するプリンター(印字器)で使用する活字が「亜鉛合金製の活字であること」です。後継製品OPL-350-MDSでは"真鍮製"の活字を使用しています。
※ 2010年の時点で旧製品対象となったモデルはOPL-350MDだけで、OPL-350-MD NP(プリンター無しモデル)は、2019年まで継続販売しました。
掲載していたカタログ
=No.4008:OPL-350-MDリーフレット
主な特徴
用途・特長:加熱温度コントロール電動シーラー
操作方法:電動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:電動=3000袋以上
袋サイズ(最大):35 cm
最終モデル・Bタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
PE : 0.4 mm、
PP : 0.3 mm、
NY : 0.3 mm、
PVA : 0.3 mm、
その他ラミネート : 0.4 mm
■OPL-350-MDの概要
OPL-350-MDは上ヒーター方式を採用した滅菌バックのシーリングなどにご利用いただける卓上型の電動シーラーです。また、富士インパルスが開発した画期的なシーリングシステムであるオンパル(=加熱温度コントロール機能)を標準搭載していますので高精度のシーリングを行うことができます。
■ 滅菌バックなどの医療用に
通常製品とは異なる片側上部加熱式を採用し、滅菌バックなどのフィルムが袋の一方だけにある袋のシーリングを確実に行うことができます。オンパル機能で実現する精度の高いシーリングと相まってシビアな医療業務用シーラーとして威力を発揮します。
■ シール仕上がりを一定に保ちます
加熱温度コントロール機能(=オンパル)を搭載し、理想的な加熱温度=「フィルムが溶ける温度」に加熱温度を設定することができます。長時間の連続使用後もシール条件・仕上がり精度を一定にすることができます。
無駄なシール加熱・冷却がなく省エネルギー・高作業率で、しかも消耗部品の寿命が長くなりたいへん経済的です。
■ 2列プリンター標準装備(OPL-350MD)
OPL-350-MDは製造年月日などをシールと同時に印字できるプリンターを標準で装備しています。使用済みテープ巻取機構を装備しています。
印字例
有効期限 04.06.13
滅菌日 04.06.05
■ 簡単設定のコントロールユニット
タッチパネルのボタンを押してコントロールユニットの表示で数値を確認しながら加熱温度、加熱・冷却時間などの各モード設定を行います。
■ タッチスイッチ操作
軽く触れるだけのタッチスイッチの操作で作業を進めます。設定した時間での連続運転もできます。
安全対策
■ 指はさみ防止
万一、異常事態が発生した場合は、コントロールユニットの液晶ディスプレイ表示で知らせたりブザー音で警告を発します。また、指などをシール部に挟んでしまっても圧着レバーは降りきらず、初期状態に戻る機構を備えています。※
作業途中で機械の動きを止めたいときは「中止」ボタンを押して止めることができます。
※ 幼児などの細い指の場合は圧着レバーが降りきってしまう場合があります。
■ 過熱防止対策のコントロールユニット
冷却温度を確保するために加熱温度の設定値以下に冷却温度を設定できないようにしています。