FS-315 1983年モデル
卓上型・手動シーラー
手で袋が持てるコンパクトな卓上型シーラー。
販売期間:1983年~2017年6月
後継製品: FS-315_2017年モデル
※ 後継製品との主な差異:2017年モデルは加熱中に赤色、冷却が必要となる時間には青色に機械上面のランプが点灯し、シール終了時には「ピッ」と合図音が鳴ります。 前モデル(1983年モデル)は加熱中に赤色に点灯するだけです。
掲載していたカタログ
=No.0002:卓上型シーラー総合カタログ
主な特徴
用途・特長:卓上型・手動
通称:ショップシーラー
操作方法:手動
包装形態:シール専用
機種選定目安使用回数/日:手動=1000袋以下
袋サイズ(最大):30 cm以下
最終モデル:Bタイプ
包装可能な包材(2枚以上あわせての合計):
PE : 0.2 mm、
PP : 0.2 mm、
NY : 0.1 mm、
PVA : 0.1 mm、
その他ラミネート : 0.1 mm
■FS-315 1983年モデルの概要
両手で袋を持ったままテーブルを押し下げてシールを行うことができる高い操作性も兼ね備えた卓上型のシーラーです。
FS-315 1983年モデルは工場内の作業場に限らず、店頭などでも違和感なくお使いいただける外観デザインを持たせたシーラーです。
■ 簡単な操作
使用する袋に応じた加熱時間を本体上部の加熱時間調節ツマミで設定。
両手で袋を持ったまま、軽くテーブルを押し下げるだけで強力な加圧力が加えられ、丈夫で美しいシールができます。
(「 操作手順」の解説及びイラスト などを参照ください。)
■ 様々な用途に
店頭での個包装や工場内で各種部品や食材などを少量ずつ包装するのに最適です。コンパクトなボディで場所を取らず、機械の移動も簡単です。
樹脂製で丸みを持たせたデザインのボディはショーケースの上に設置しても違和感なく、店内の美観を損ねることはないと考えます。
---主な導入業種事例---
製菓・製パン(各種パン、各種菓子、珍味、カステラ)、麺類、薬、文具、本、雑誌、野菜、各種雑貨、金属製品、各種部品、各種食料品 など
■ 操作手順
本体上部の加熱時間調節ツマミで使用される袋に応じた加熱時間を設定。
両手で袋を持ったまま、袋をシール部にセットします。
右記イラスト 1 の位置で袋をセットします
2の位置までテーブルを下げると袋がはさみこまれます
3の位置までさらに下げると加熱ランプが点灯し、シール開始です
加熱ランプが消えて1~2秒後、テーブルを押さえるのを解除しますと 1 の位置に戻りシール終了です。
もう少し詳しくご紹介「 FS-215;1981年モデル、FS-315;1983年モデル:製品操作方法 」
■ 5 mm、2 mmシールが可能
工場出荷時は5 mm幅ヒーターを装着しています。ヒーターを交換することで、2 mm幅シールを行うことが可能です。交換方法の詳細は取扱説明書に記載しております。
TIPS
交換用ヒーターはパーツカバーの中に収納されています。
■ テーブルを外してメンテンナンスを行います
ヒーター、フローガラスシートなどの部品はテーブルをはずして交換を行いします。テーブルは樹脂ナットを指で回すとはずせます。
■ 多様な包材に対応
厚さ0.2 mm(重ね合わせ合計数値)までの包材のシールができる片側加熱タイプです。
安全対策
万一、加熱タイマーの故障で異常加熱(連続通電)が発生した場合は約3秒で回路を遮断する装置を組み込んでいます。電気的に遮断しますので、テーブルを押し下げて再び、シール加熱のマイクロスイッチがON状態になり加熱されますが、3秒で通電が切れます。