毎年、弊社製品を販売いただいている全国の販売代理店の皆様と「富士インパルス会」という情報交換などの場となる集まりを開催しています。
これまで富士インパルス会について弊社サイトでご紹介したことはありませんでしたが、
今回の開催地が能登半島地震の被害を受けられた石川県金沢市であったこともあり、
参加した弊社社員が目にした能登の現況や復興に向けた取り組みなどを是非、ご紹介させていただききたいと感じ、この「お知らせ」ページで“開催の報告”を掲載させていただきました。
多くの方にお読みいただけますと幸いに存じます。
■ 開催概要
2025年7月、全国の代理店の皆様をお迎えし、「第52回 富士インパルス会」を石川県金沢市の石川県立図書館にて開催いたしました。
開催地となった石川県は、能登半島地震の被害を受けた地域の一つであり、今回の会は、ただの情報交換の場にとどまらず、復興への理解と支援の一歩ともなる大切な機会となりました。
写真1:今回の会議場 石川県立図書館

写真2:会議風景

■ 能登への訪問と復興の現場に触れる
会議の翌日は復興支援の思いを込めて、能登千里浜から七尾市方面への視察を行いました。
昼食は七尾市の御料理屋;坂本様にて、能登の旬の食材をふんだんに使ったお料理をいただきました。
丁寧な一品一品に込められたおもてなしに、能登の自然の恵みと人の温かさを感じるひとときとなりました。
写真3:能登千里浜

写真4:御料理屋 坂本での食事

■ のと鉄道「語り部列車」にて
旅の最後には、のと鉄道の語り部列車に乗車。地元の語り部の方から、地震発生当時の体験や、復興に向けた地域の歩みについて直接お話を伺いました。
恐怖と不安とともに、支え合いながら前を向こうとする人々の姿が浮かび上がり、映像や報道では伝わらない“生の声”を聞くことで、改めて被災地への思いを強くする貴重な体験となりました。
語り部の言葉に静かに耳を傾ける時間は、参加者一人ひとりにとって、被災地への思いを新たにするきっかけとなりました。
写真5:語り部列車の車内風景

写真6:列車の車窓から見える能登の風景

■ 復興の現場に触れて得た気づき
本会を通じて、参加者一人ひとりが「能登の今」と向き合い、復興への理解や地域とのつながりの大切さを再認識する機会となりました。
現地の声に耳を傾け、地域の魅力を五感で感じたことは、今後の活動や日々の業務にも活かされていくものと確信しております。
写真7:参加いただいた皆様と記念の集合写真を撮影

■ 最後に
改めまして、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
富士インパルス会では、引き続き被災地への理解を深め、地域とのつながりを大切にしながら、微力ながらも復興への支援を続けてまいります。
今後も、皆様とともに学び合える実りある会の開催に努めてまいりたいと存じます。
富士インパルス会は、これからも能登の復興を心より応援してまいります。
2025年7月25日
富士インパルス株式会社
